商社マン、ビジネスクリエイターへの道。

AIや仮想通貨など時代の移り変わりが激しいなかでも、柔軟に対応して行ける人間になりたい。社会貢献し、お金を稼ぎ続ける根本的、本質を学びたく、ここに記していく

プライベートな事:「学生結婚+就活」のあの時を振り返る

早くも4月の下旬に入ったな~。

桜も散り、卒業/入学シーズンも過ぎ去っていったな~としみじみ。

 

 

先週にはうちの会社にも新入社員がドキドキ/ワクワクしながら働き始めましたが、その姿を横目に初心に振り返るのにいい機会だと、気を引き締め直しております。

 

今回めでたく、うちの三人の子供も入学&入園式を無事に終えて、我が家にも新生活のドタバタや、新しい環境についての会話が多くなってきました。

 

子供の成長はホントあっと言う間。

実は学生結婚で、早くにして子供を授かったからこそ、彼らと近い目線で、一緒に成長していきたいという思いが非常に強くあります。

 

今頑張れているのは可愛く、一生懸命に生きている子供たちがいるから。

新入社員を見ている視線も同じかもしれないけど初心は忘れていはいけないな。と、しみじみ感じますね。

 

 

そこで今回は、実は学生結婚、子供がいながらの就活をしてきた当時を振り返ってみようと思う。

 

 

~~子供が出来た時~~

当時大学三年生になる直前、学年末のテスト時期だったな~。当時20歳とか?笑

やるからにはしっかり単位を落とさずに取りたいと思いながらも、必要箇所だけをさらさらっと勉強していた時。

 

年齢では一つ年下、別の大学で同じ学年の彼女が大学まで来て報告があるからと近くの公園に。

そんな彼女から泣きながらにして「子供が出来た」との報告を受けました。

 

 

やっぱりかなりの驚きで、どのような決断をすべきか、この学生の状況で無力な自分にも自信を持てるはずもなく戸惑いが大きかったのですが、

彼女が「出来た子供は私たちを選んできてくれたのだ、だから絶対に産む。」という固い決意を示していたため、私もこの人、生まれてくる子供を絶対に支えよう、守ろうと決意し、結婚に至りました。

 

 

 

~~葛藤~~

自分で言うのもなんですが、それまで非常に順風満帆にいっていたはずの私の人生。

だからこそ、そのまま「仕事でも成功して、完璧な&納得のいく理想的な大人な自分になってから結婚したかった」という悔しい気持ちはありました。

やはり未熟なままで結婚してしまっていることの後ろめたさ、コンプレックスみたいなものはあり、よくよく悩まされましたが、

振り返ってみて、時間の使い方やお金の使い方など、よく考えるようになったことから、普通の学生よりも良く言えば熟した考えを持っていたんじゃないかな?と思っています。

 

 

~~就活では悔しい経験も~~

特に就活では悔しい思いが多くありました。

就活のタイミングではもうすでに子供は生まれ、生まれたばかりの可愛い子供を膝にエントリーシートを書いていました。

「なんとかして、この家族を守れる会社に行きたい。後悔なくやり抜きたいな。」という思いで、見かけ余裕を持っているように見せてましたが、内心逼迫した心境でした。

 

就活の面接のときにはタイミングを見計らって「妻と子供がいる」という事を伝えては反応を恐る恐る見ていたことを思い出します。

(面接慣れしてきた後半は、もうどう思われても気にしないスタンスになりましたが。。。)

 

順調に進んでいた面接ですが、それがきっかけで落とされたこともありました。

それだけが要因ではないと思いますが、家族が否定されたようで非常にショックを受けた記憶があります。

 

それが本当に行きたい会社だった時もあって悔しかったな~。。。

だからこそ、今の会社には感謝して、自分が成長して恩返しをしていきたい。という思いは強くあります。

 

結局は「就活はご縁」だと思ったし、その「ご縁」をしっかり大事にしていける人、企業が今後ビジネスをするうえでも非常に大事だな。と思っております。

 

 

 

~~子供の成長~~

今自分が頑張れているのは子供の成長があるからだ。と何度も思う事があります。

近い年代で生まれてきた子供は、自分の子供であれど、友人のような、自分の弟のような目線で、お互い切磋琢磨していける存在でありたいと思っております。

言い換えれば「父であり、兄である。そんな関係で常にいたい。」という思いがあります。

 

生まれてきた当初子供の成長が非常に早く、(当たり前なんだけどね)この成長スピードに負けじと、俺も成長したい!!という思いが強く必死でした。

成長しなきゃ、就活がんばらなきゃ、そしてバイトも。家族との時間も。単位もしっかりと。部活も。また自分の将来のための勉強も。。。という具合。

 

あの時自分を追い詰めながらもやるべき事をうまくやっていたなと思います。

 

またそのようなことがあるからこそ、今の自分もまだまだ頑張れる、結果を出せる。という確信があり、現実とのギャップでモヤモヤすること、あるあるだな~。

 

 

~~まとめ~~

今回、独り言のようにプライベートな面を書き出しながら、自分が頑張るべき背景を整理できたかな?と思います。

 

「このブログが、自分の初心を振り返る場、であり、未来を見つめて内省、勉強する場所であり続けたいな。」と思う。

 

好きな本:プルデンシャル流 心を磨く営業(プレジデント社)

 

 

今回「プルデンシャル流 心を磨く営業(出版プレジデント社)」を読んで思ったことを記載。

 

この本はプルデンシャル生命の営業マン30名からの営業に関する指南をテーマごとにまとめたものである。

本書の構成は淡々と各師範の指南が記載されているのだが、テーマは①アプローチ、②自己鍛錬、③原動力、④自分らしさ、⑤自己変革、⑥戦略と5つに分けられて記載されている。

 

 

大変読みやすく一気に読破できる本である。

また業界は異なるが、「営業マン」はたして「人間とは?」「働く事とは?」という大きな視点を持っても非常に勉強になる本となった。

  

この本を読む前に、生命保険の営業に対して、「とにかく稼働時間が長く、精神的にもタフな仕事。」程度しか思っていなかったが、いろいろな工夫を持って仕事をいかに楽しく充実させたものにしているかが書かれていた。

 

 今回読んでみて、

「次から次へと新規顧客を広げ続けていく行動が必要な点」

「個人的目標やモチベーション管理の重要性は非常に大切である点」

この二点は現在の職業に(特に新規営業をしている私にとって)も通じる部分が多く、共感、勉強できる点が多かった。

 

 

また、私も仕事をするからには、

「自分を成長させ、人に必要とされ、その結果人に貢献できる人間になる事」

をモットーとしているのだが、彼らの仕事ぶりをこの本を通じて読み進めてみると、「今やっている商社業よりも保険業も貢献度ややりがいを感じられる機会は多いのかな?」「自分でもやってみたいな。」という考えがふつふつと湧いてきていることに気付いた。

 

 

本題:

さてさて、より踏み込んでみて、今回学んだことを整理してまとめたいと思う。

 

◇実績を残している人たちの共通点:

  • とにかくお客様の信頼に足る人間になる事を心掛けている。(個人の成長、献身、人間性を意識)
  • 愛を持って、人に貢献、役に立ちたいと思っている。(人を好きになる、良い点を見つけるようにも心掛けている)
  • わからないうちは素直に先輩に相談している。結果の良し悪しにかかわらずも、結果と要因を分析し、自分の考えを持って相談している。(成功も失敗も、しっかりと振り返り、着実に自分の血肉にしようとしている)
  • 自分なりのノウハウを持っている(また、そのノウハウがしっかりと人に指導できるレベル。講師レベル。)

 

つまり!!

⇒端的に言えば、成長するための着実なステップを持っている。

営業マンとして自分を高める事を前提に基本に忠実にPDCAのように

「客を愛す⇒準備をしっかり⇒面談&フォローを全力で対応⇒改善点を反省しノウハウ蓄積⇒改善」

というサイクルを回しているのが分かる。

 

 

 

◇各営業マンが異なる、共通点ではないもの:

    • 結果として実を結ぶまでのプロセスはやはり様々
    • 営業のスタイルも様々(当たり前のようだが、想像以上であった。指南を読んでいるだけでもこんなにも営業のスタイルや立ち回りが違うんだと)

 

つまり!!

上記で記載した基本的な着実な成長のためのサイクルをベースにしておきながら、結果までのアプローチの仕方やスタイルは独自性がある

 

 

◇大事だと思った点:

  • しっかりと「人生、仕事、会社、業種、自分、客先」をそれぞれ分析し、腹落ちレベルで理解している。
  • それらを知ったうえで、独自戦略を持っている。特に強みを伸ばすという点よりも、弱みを補填、カバーできるような仕組み作りだとか、逆に弱みを生かした戦略が確立されているように感じた。
  • 営業としての成果の合否プロセスが、自分なりの分析、ノウハウが確立されている。
  • 営業マンとしてのマナーや心構え、準備は一流。
  • 最初から一流でない人がいて、30代でも本気で取り組み、自分変革をすることで成功を収めている。(やはり失敗談などが書かれているものについては意外性と同時に親近感も感じ、その後の変革や実績を見ると、非常に説得力が増すと感じた。)

 

上記モチベーションの維持や戦略を立てるうえで、非常に重要なアクションや考え方になった。自分自身もしっかりと取り組んでいこう!! 

 

以上、この本は本当に初心に振り返る。気合を入れ直すのにピッタリな本だと思った。

入社してしばらく経った私が読むに非常に刺激的な本となった。

継続して何度も読んでいきたいと思うし、その中で感じる事の違いを注目し、大事にしていきたいと思う。

 

③商社マンとして、求められる素質は? by就活生

 

よく就活生から出てくる「どのような人が商社に向いていると思いますか?」という質問について、好き勝手書いていこうと思います。

 

 

 

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商社として求められる機能や業務内容として色々記載させて頂きましたが、要は

「メーカー同士がスムースに取引できるような潤滑油としての役割」

、または

「メーカーが更なる新規ビジネスを拡大させるための開拓者としての役割」

が重要であると感じております。

 

その二つをベースに取れば、商社マンとして必要な素質が見えてくるのではないか?と考えます。

いずれも求められる能力は異なりますが、共通して大事な素質をいかに分類記載していきます。

 

 

 

人間性

 

商社マンとしてというよりも営業マンとして重要な事かと存じます。

なんといっても魅力的な人間であるべき!!

一緒に働きたいと思わせる人間性を持っているか否か?が重要です。

それはハキハキしているリア充でもいいですし、一方陰キャラでも突出した気質やマニアック性を持つなど、取引先が求める人間性はやはり異なるもの。

どんな人間が好かれるのか?反対に自分はどのような人間で強み/弱みはどこなのか?を把握していく事が非常に重要だと考えます。

 

 

 

②幅広い興味と共感力:

 

市場や取引先の事情を興味を持って、共感/理解できることが非常に重要だと思います。

他人事ではありますが、そこは興味関心を持って、しっかりと商社としての機能を果たし、貢献できるように動いていかないといけません。

必要なことしか話さないと、やはり共感できる部分は一部的になり、最終的にはコミュニケーションがしっかりされていない事からミスマッチが多く出てきます。

また幅広い興味を持つことで各業界の情報インプットの効率が図れ、取引先が思いつかないようなアイデアを提案出来るというメリットがあると考えます。

 

 

 

③行動力:

 

潤滑油として、または開拓者として、ずば抜けた行動力や情報力が勝敗を決めると考えております。

取引先が面倒だと思う事を即座にやり遂げる事、その行動の結果生まれた結論や情報、取引先との信頼、あらたなコネクションなどが商売の基盤/資源/財産になると個人的に考えております。

 

 

④使命感:

 

最後に、商社としてのプライドというか、使命感は忘れずに持っておきたいと考え、記載致します。

あくまでも市場の主役は各技術者/メーカーという考えをベースにしておりますが、

「市場の拡大や開拓は商社マンに有り!!」

という使命を持って行動すべきだと考えます。

 

このような考えをベースに持っていないと、取引先との共感力をベースに考える枠が広がらず、結果として取引先に貢献できるだけのアイデアや提案が出来ないためです。

取引先が気づかない、潜在的な市場、ニーズ、業務改善策、ミスやリスクなどに気付く事が、それら取引先に貢献する非常に重要なファクターであると考えます。

また、このようにリスクを取る、使命を持って細かいことは考えずにストレートに行動できる強みを発揮できる点かと思います。

 

 

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以上、ざっと思いつくままに書き出してみました。

 

就活生としては「TOEICの点数などによる能力」や「サークル/部活/留学/ボランティアなど今までの自分の行動実績」に囚われ、自分をうまく発揮できていないケースが多くあると思います。

 

これは社会人になっても見られる傾向ですが、気丈に振舞う事、楽観的ではなく今ある環境で出来る事を見出ししっかり潰していくポジティブな精神や行動が非常に重要であると考えております。

 

 

前にも記載した通りでどんなところにも神様はいると思います。

 

微笑んでくれる瞬間を信じて、へこたれずに、継続して行動し続ける精神が結果的に人間性を磨き、何にしろ人生の好循環に導いてくれると考えております。

 

 

以上!!

みんなで頑張ろう!!

②商社マンの仕事内容って激務??

前回の続きで書いてみます。

 

商社マンの業務内容は?

下記に業務内容について、大まかなフォーカスから具体的に踏み込んだ細かな業務内容に焦点を移し替えながら説明させて頂きます。

 

 

前回商社は

 

「基本的にはモノの売り買いが伴う商流の中で、その商社の付加価値や機能を発揮させ、そこで示したメリットを対価に利益収入することが一般的な商社業(トレーディング)になる」

 

「なお、それら機能は一般的には与信、金融、貿易や物流、口座管理、在庫管理などなど商売によって様々」

 

と表現させて頂きました。

 

商社が円滑な物流の効率化/合理化により機能しているとすれば、一つの商売に対しも

 

仕入先と販売先への取引

・それに伴い機能している物流会社、保険会社、金融機関、政府機関などとの交渉

・各取引先/商売に対しての社内調整(契約書管理(法務)、貿易、経理、情報整理など)

 

が業務内容の主軸としてあげられます。

 

 

上記の通りで、取引先が多くなればなるほど、業務内容は増えていくことは倍増していく事は理解できるかと思います。

 

 

 

 

またトラブルもつきもので、以下に挙げる例のように不測の事態は多く発生します。

 

トラブル例:

地震によりサプライチェーンが途絶える

海上輸送の遅延により納期遅延が発生し客先の生産ラインが止まる

仕入先の生産設備トラブルにより生産が出来ない

・納入した製品の中から不良品が発生した

・梱包が甘く輸送途中にスペックアウトに

 

これらトラブルの際に、物流や貿易、金融などについての最低限の知識がないとトラブル対処できないので、絶えず勉強も必要ですね。。

 

 

上記のように記載すると「すんごく大変!!」なように思いますが、営業一人でもやれることは限界があるので、社内の営業アシスタントや各部門の専門家に相談・助けてもらいながらビジネスを円滑にまわし、その経験を以ってしっかり勉強していく…という具合で進めていきます。

 

毎日があっという間に過ぎていきますよ。笑い

 

  

 

もう少し、ひとりの営業マンとして機能していく必要がある場面が多くありますので事例を記載します。

本当に小さいところも記載しております。笑

 

営業マンレベルでの機能:

①雑務レベル

・取引先との面談の際に議事録係として機能

・取引先の面倒な在庫管理、調達/購買機能を代行

仕入先と販売先と共有する情報/ファイルの管理                      

 

②情報屋

・専門分野の知識や経験、情報屋

 Giveした先にTakeした情報を有効活用して次なるビジネスにつなげる

・新規ビジネスネタの調査役

・市場に精通することで取引先が気づかない、潜在的なビジネスチャンスを生み出す

 異業界とのコラボ支援

 

③営業支援

・営業戦略の構築支援

・交渉/プレゼンの場で、仕入先商品の交渉能力を発揮し、販売確度を高める。

・幅広い商材の取扱いにより取引先との深い関係性を構築し、いつでも相談でき、ビジネス展開への可能性を高める。

 

などなどです。

 

 

 

上記のことを地道にしていると

・販売先から「この商品、御社通して購入させて」

仕入先からも「御社と一緒に営業させて」「商売つながりそうだから商流介入して」

・たまたま関係ないところでビジネス(売りたい/買いたい)になったり

 

やっぱり神様はこの世の中にいて、ふとした時に微笑んでくれるもの。

そしてそんな時に商社やっててよかったなーとか、楽しいなーと思います。 

 

 

結論:

・商社の業務の幅はとにかく広い!!そして多い!!

 But サポートしてくれる人がもちろん社内にいるから仕事が回せる!!

 

・地道に頑張ってるからこそビジネスの神様はふとした時に現れ、商売になる!!

 

・業務内容、コネクションが広いからこそビジネスになる!!

 

  

 

こんなところで、終えておこうと思います。

また!

 

 

洋上風力発電について(市場や構造など基本知識のまとめ)

今回は、日経新聞の一面に記載されていた「洋上風力発電」について、調べたことをまとめて記載していこうと思う。

 

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構成:

 ①記事内容

 ②風力発電市場

 ③洋上風力発電の構造

 ④日本への展開状況

 ⑤参考URL

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日経新聞の記載内容

見出:

英蘭で風力発電参画

 

要約:

三菱商事が6,500億円の事業費を掛けて、1,650MWの風力発電事業を英蘭にて2020年に稼働実施。ここでのノウハウを後に東南アジアや日本へ展開を構想。

 

洋上風力:

洋上風力発電は遠浅海岸部を多く持つ欧州を中心にここ5年間で3倍の市場にまで拡大し、現在は約1.9万MWもの世界的発電規模に。

 

②洋上風力発電市場について

 

2012年:

 中国、韓国、日本、米国、EUで2012年には3,500MW級(約9割はEU)

 ⇊

2020年:

 各国合計で83,000MW=8.3GWにまで拡大/導入を目標に掲げる

 

なお、日本における導入目標は見当たらなかったので見つかり次第に記載していく予定。

 

個人的には太陽光やバイオマス発電、小型風力発電のFIT改定を見ていく限り、FITを使わずとも発電事業性確立の目途を立てて、技術の海外展開を狙ってほしいと思うところ。

 

 

③洋上風力発電の構造

個人的にとても興味があったのはこの点。

洋上風力発電のカギを握るのは設備を支える足場/基礎の部分。

方式は以下の2つがあり、まとめるとそれぞれメリット/デメリットがある模様。

 

  1. 着床式:
    基礎を海底に固定させる方式
    ・比較的海岸から近距離に建設される方式であり、遠浅海岸に適している
    ・採算性の限界値は50mを目安とされている

  2. 浮体式:
    設備を浮体として海面に浮かげ、その浮体をワイヤーで海底に係留させる方式
    ・浮かべるための浮力構造は3つあり(スパー型、TLP型、セミサブ型)
    ・浮体式の適正水深は50~200m(Max 900m)
    ・浮体式は初期投資およびメンテナンス費が高いため風車を大型化する必要アリ
    ・既に長崎や福島にて実証実験を実施
    ・浮力のためにアルキメデスの原理(「流体中の物体は、その物体が押しのけている流体の重さ(重量)と同じ大きさで上向きの浮力を受ける」)を応用
    ・長崎の0.1MW浮体式風力発電のために4m近くのスチール浮体を活用し浮力を持たせ、その支えのした20mにわたりコンクリートが錘として垂直安定のために機能。

 

 

④日本への展開状況

日本は洋上風力発電の拡大に向けて長崎や福島において実証実験を実施中。

また技術的な課題(トラブル時の対応、安全性の確認、適当な場所の検証)解決に向けた研究を積極的に取り組んでいる状況。

 

しかしながら、その他にも課題は多く残っている。

課題:

  • 洋上風力発電に対する法規制が不十分
  • 景観や漁業問題も
  • 電力線インフラ(送電網)の容量不足
  • 遠浅海岸部が少ない
  • 台風が多い

上記の課題(特に4つ目)から日本での洋上風力発電発展のためには、浮体方式の知見、技術確立などに注力する方がポテンシャルは大きいと見る。

 

日本は島国であること、海上/海中における土木/建設/設備技術に長けていることを利点になんとかして市場開拓を狙いたいところ。

 

 

 

 

⑤参考URL

NEDOhttp://www.nedo.go.jp/fuusha/kouzou.html
エコめがね:https://blog.eco-megane.jp/%e6%b5%ae%e4%bd%93%e5%bc%8f%e6%b4%8b%e4%b8%8a%e9%a2%a8%e5%8a%9b%e7%99%ba%e9%9b%bb/
nippon.com:https://www.nippon.com/ja/views/b01506/
戸田建設http://www.toda.co.jp/solution/ecology/special/windmill_01.html
Sustainable Japan:https://sustainablejapan.jp/2016/05/06/wind-power-market/11154
国土交通省http://www.mlit.go.jp/common/001000883.pdf

 

 

 

個人的には継続的に市場動向や技術動向をウォッチしていき、海外(特に東南アジア)への展開可能性を狙いたいところ。

また浮きに使われる素材やメーカーに対しての原料販売なども面白そうだなーと思ったところ。

 

 

 

 

好きな本:世界最強の商人 ① (オグ・マンディーノ/角川文庫)

 

 

今回私の好きな書籍「世界最強の商人」について記載していきたいと思う。

 

この書籍のオリジナルはThe Greatest Salesman in the Worldであり、1968年にアメリカで出版されたもの。

 

オグマンディーノは良く知られている自己啓発の本を多く出版している方で、人生哲学の分野では世界中で最も広く読まれている作家ともいわれるようです。

 

この本はある伝説の商人が弟子に、セールスマン/営業マンとしての本質的な部分=人間的な魅力を高めるためのエッセンスが書いてある巻物を渡し、その弟子が次なる伝説の商人へと成長していくことを描いている小説です。

 

その巻物は9つあるのだが、巻物ひとつひとつには重要テーマがあり、そのテーマを基に、豊かな表現で描かれとても刺激的な文面となっています。

 

個人的にもモチベーション維持のためには非常に有効な書籍であると感じており、私も今年に入って朝の通勤時には読むようにしています。

 

何よりもセールスマン/営業マンについて考えれば考えるほど、自分を売り込むことが非常に大切で、それに相当する人間力の高さ、人としての魅力が非常に大切なことを感じておりますが、

そのためのエッセンスが理解できる、しっかりとその言葉言葉を噛みしめて吸収していきたい。と思える本になっていると感じます。

 

 

今日読んでて大事だな。と思ったことを記載したい。

 

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巻物 第5巻  

 私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう

 

今日の時間を大切にしよう。

今日の時間は決してもどってこないからだ。

 

時間は今日銀行にあずけて、明日、引き出し使うことができるものではない。

誰が風を捕まえておくことができようか?

今日の一瞬、一瞬を私は両手で受け止め、愛を持って抱きしめよう。

 

なぜならば、その価値はお金を超越しているからだ。

死にそうな男が彼の持つすべての金をさしだしたとしても、ひと呼吸する時間さえ買う事はできない。

これからの時間にどれだけの値をつけられるだろうか?

それは値のつけられぬほど貴重なものなのだ!

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めちゃくちゃ染みるな。

 

前後の文面から砕いて読み進めていくともっとすんなり心に入ってくる。

 

 

かつての哲学者であるセネカが「生の短さについて」を説いていたことに類似しているが、今まさに、湯水のように蕩尽してしまっている時間は、値の付けられないほどに貴重なものである。そんなことを再認識させてくれる。

 

SNSばっかりやって、無駄な時間を過ごしてはいけない。

 

今持っている資源(健康な身体、幸せな環境、家族や職場、取引先の支え)に感謝して、これらを最大限に愛し、生かす事で、自分自身の人生を、そして他人の人生までもを豊かにする事が私たちの使命である。

 

 

逆算して、最終的には自分の人生を最大限に生かすことが、まわりの人を幸せにできる。というところから

 

まずは自分の人生を最大限に生かすためには、今回のように今日という日、今という一瞬をいかに大切にできるか?がポイント。

 

非常に忘れてはいけない事。

 

 

自己啓発本で目標管理設定の仕方、そのノウハウなど小手先のテクニックを学んでもしっくりこなかったことがあって、やはりそのモヤモヤした部分をこの本を通じて学べることが出来る。

この本を読んで非常にスッキリした経緯がある。

 

 

 

みなさんは「今」という時間、「今日」という日を大切に生きていますか?

 

家族や周りの人が困っていたら全力で助けよう。

明日、その人たち、もしくは自分がいなくなっていることもある。

 

みんなを抱きしめたくなるほどの愛で包まれる、そんな思いが込み上げてくる。

 

私自身もまだまだ見習いの身分。

しかしながら、この積み重ねて大きく成長して、困った人を助けられる。

その延長線上で幸せにさせてあげられる。

 

 そんな人間になりたいとつくづく思う。

 

 

 

 

 

今日午前中は仕事/勉強のために時間を頂いた。

妻や子供に感謝して、自分の人生を最大限に生かすことを考えて、改めて生活/目標を見直そう。

そして家に帰ったら彼女らを抱きしめよう。

 

午後は子供の野球コーチに行ってくるが、全力でサポートしてあげよう。

幸せな今日一日を過ごそう。

 

 

①商社ってなに?どんな事しているの?

 

 

 

海外出張、一日ごとに過ごす地域が違うギチギチのスケジュールなう。

 

移動距離が長く疲れる!!こればかりは慣れそうで慣れないんだよね。

 

とは言えコツは掴んできて、結局はお酒と食事を摂り過ぎずにないこと、気持ちで負けないこと、この二点に限る。

 

商社マンの素質として、このように長い移動距離があっても海外出張に慣れていない人を連れ出したりしているから、

タフで気丈にいられることが非常に大切だね。

 

 

 

さてさて、少し本題をカジった内容にもなっているけど記載していきます。

 

今回は「商社」について考えたいと思います。

 

あらためて「商社って?」ということ、そして「具体的な業務内容は?」を記載しながら、最終的には商社マンとして必要な素質について思考を深めてみようと思います。

 

                                                                                                              目次:                                                                

  1. 商社ってなに?
  2. 商社マンの業務内容は?
  3. 商社マンとしての素質は?

 

 

①商社ってなに?:

まずは「商社」について記載していきたいと思います。

 

一般的には「商社は高収入、激務/ブラック、グローバル、物は作らず単に卸業をやっている、合コンばかりしている」などなど色々な世間からの声や妄想が広がっているかと存じます。

 

それは当たっているところもあれば、んー?という部分も、会社によってそれぞれです。。。笑

 

上記のような「世間からの声や妄想」は、商社の仕事の実態というものが掴みにくいところからきていると感じます。

 

実際商社に勤務していても、しっかり説明するのには時間が掛かる。

 

それは恐らく商社ってなに?みたいな検索数が多かったり、商社に関する本が多く出版されているという事からも推測されるかと存じます。

 

 

 

所属する部署や関連業界に依って具体的な業務内容は異なると思いますが、

 

基本的にはモノの売り買いが伴う商流の中で、その商社の付加価値や機能を発揮させ、そこで示したメリットを対価に利益収入することが一般的な商社業(トレーディング)になると思います。

仕入先 ⇒ 商社(付加価値/機能) ⇒ 販売先」 

 

ちなみに機能は一般的には与信、金融、貿易や物流、口座管理、在庫管理などなど商売によって様々です。

上記何がしかのメリットを示している、もしくはその商社の活躍によりその商売が初めて成立した。などの商売創出の経緯や会社/人間的なつながりがあると考えます。

 

私のイメージでは一般的に小売業も商社の発展形の一つとしてイメージしております。

 

小売業者は、単に各メーカーの商品を消費者に販売しているだけでなく、小売店舗への投資により消費者とのプラットフォームを創出。

加えてその店舗をブランド化するなどして運営していく事で付加価値を高め、その対価として利益を得る。という構造で、

卸売業からプラスαを加えたビジネスモデルからスタートしていったのだと思います。

 

商社は上記のように小売業として、先頭に立っていく事はありませんが、各小売業と資本提携して、販路を確保したり、その小売業がメリットを享受できるように物流面でサポートしたり、もっと川上に遡ってメーカーの原料確保のために巨額投資したり、、、、

 

商売/物流あるところを原点に、各商流の中で付加価値を加えるためには?という事を考え、リスクを取って資源投下した結果に商売を大きくしたり、継続させたりしている。という事かと思います。

 

 

 

各自が担当する業界やコネクション、自社としての強みをベースに貢献できるフィールドを見出し、市場の反映に役立つ。という事が商社の仕事であり、使命かな?と思います。

 

 

 

自分自身もまだまだ、業界に深く精通し、自社強みを最大限に生かせるようにビジネス発展をさせていきたいと思います!!!