商社マン、ビジネスクリエイターへの道。

AIや仮想通貨など時代の移り変わりが激しいなかでも、柔軟に対応して行ける人間になりたい。社会貢献し、お金を稼ぎ続ける根本的、本質を学びたく、ここに記していく

好きな本:プルデンシャル流 心を磨く営業(プレジデント社)

 

 

今回「プルデンシャル流 心を磨く営業(出版プレジデント社)」を読んで思ったことを記載。

 

この本はプルデンシャル生命の営業マン30名からの営業に関する指南をテーマごとにまとめたものである。

本書の構成は淡々と各師範の指南が記載されているのだが、テーマは①アプローチ、②自己鍛錬、③原動力、④自分らしさ、⑤自己変革、⑥戦略と5つに分けられて記載されている。

 

 

大変読みやすく一気に読破できる本である。

また業界は異なるが、「営業マン」はたして「人間とは?」「働く事とは?」という大きな視点を持っても非常に勉強になる本となった。

  

この本を読む前に、生命保険の営業に対して、「とにかく稼働時間が長く、精神的にもタフな仕事。」程度しか思っていなかったが、いろいろな工夫を持って仕事をいかに楽しく充実させたものにしているかが書かれていた。

 

 今回読んでみて、

「次から次へと新規顧客を広げ続けていく行動が必要な点」

「個人的目標やモチベーション管理の重要性は非常に大切である点」

この二点は現在の職業に(特に新規営業をしている私にとって)も通じる部分が多く、共感、勉強できる点が多かった。

 

 

また、私も仕事をするからには、

「自分を成長させ、人に必要とされ、その結果人に貢献できる人間になる事」

をモットーとしているのだが、彼らの仕事ぶりをこの本を通じて読み進めてみると、「今やっている商社業よりも保険業も貢献度ややりがいを感じられる機会は多いのかな?」「自分でもやってみたいな。」という考えがふつふつと湧いてきていることに気付いた。

 

 

本題:

さてさて、より踏み込んでみて、今回学んだことを整理してまとめたいと思う。

 

◇実績を残している人たちの共通点:

  • とにかくお客様の信頼に足る人間になる事を心掛けている。(個人の成長、献身、人間性を意識)
  • 愛を持って、人に貢献、役に立ちたいと思っている。(人を好きになる、良い点を見つけるようにも心掛けている)
  • わからないうちは素直に先輩に相談している。結果の良し悪しにかかわらずも、結果と要因を分析し、自分の考えを持って相談している。(成功も失敗も、しっかりと振り返り、着実に自分の血肉にしようとしている)
  • 自分なりのノウハウを持っている(また、そのノウハウがしっかりと人に指導できるレベル。講師レベル。)

 

つまり!!

⇒端的に言えば、成長するための着実なステップを持っている。

営業マンとして自分を高める事を前提に基本に忠実にPDCAのように

「客を愛す⇒準備をしっかり⇒面談&フォローを全力で対応⇒改善点を反省しノウハウ蓄積⇒改善」

というサイクルを回しているのが分かる。

 

 

 

◇各営業マンが異なる、共通点ではないもの:

    • 結果として実を結ぶまでのプロセスはやはり様々
    • 営業のスタイルも様々(当たり前のようだが、想像以上であった。指南を読んでいるだけでもこんなにも営業のスタイルや立ち回りが違うんだと)

 

つまり!!

上記で記載した基本的な着実な成長のためのサイクルをベースにしておきながら、結果までのアプローチの仕方やスタイルは独自性がある

 

 

◇大事だと思った点:

  • しっかりと「人生、仕事、会社、業種、自分、客先」をそれぞれ分析し、腹落ちレベルで理解している。
  • それらを知ったうえで、独自戦略を持っている。特に強みを伸ばすという点よりも、弱みを補填、カバーできるような仕組み作りだとか、逆に弱みを生かした戦略が確立されているように感じた。
  • 営業としての成果の合否プロセスが、自分なりの分析、ノウハウが確立されている。
  • 営業マンとしてのマナーや心構え、準備は一流。
  • 最初から一流でない人がいて、30代でも本気で取り組み、自分変革をすることで成功を収めている。(やはり失敗談などが書かれているものについては意外性と同時に親近感も感じ、その後の変革や実績を見ると、非常に説得力が増すと感じた。)

 

上記モチベーションの維持や戦略を立てるうえで、非常に重要なアクションや考え方になった。自分自身もしっかりと取り組んでいこう!! 

 

以上、この本は本当に初心に振り返る。気合を入れ直すのにピッタリな本だと思った。

入社してしばらく経った私が読むに非常に刺激的な本となった。

継続して何度も読んでいきたいと思うし、その中で感じる事の違いを注目し、大事にしていきたいと思う。