③商社マンとして、求められる素質は? by就活生
よく就活生から出てくる「どのような人が商社に向いていると思いますか?」という質問について、好き勝手書いていこうと思います。
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商社として求められる機能や業務内容として色々記載させて頂きましたが、要は
「メーカー同士がスムースに取引できるような潤滑油としての役割」
、または
「メーカーが更なる新規ビジネスを拡大させるための開拓者としての役割」
が重要であると感じております。
その二つをベースに取れば、商社マンとして必要な素質が見えてくるのではないか?と考えます。
いずれも求められる能力は異なりますが、共通して大事な素質をいかに分類記載していきます。
①人間性:
商社マンとしてというよりも営業マンとして重要な事かと存じます。
なんといっても魅力的な人間であるべき!!
一緒に働きたいと思わせる人間性を持っているか否か?が重要です。
それはハキハキしているリア充でもいいですし、一方陰キャラでも突出した気質やマニアック性を持つなど、取引先が求める人間性はやはり異なるもの。
どんな人間が好かれるのか?反対に自分はどのような人間で強み/弱みはどこなのか?を把握していく事が非常に重要だと考えます。
②幅広い興味と共感力:
市場や取引先の事情を興味を持って、共感/理解できることが非常に重要だと思います。
他人事ではありますが、そこは興味関心を持って、しっかりと商社としての機能を果たし、貢献できるように動いていかないといけません。
必要なことしか話さないと、やはり共感できる部分は一部的になり、最終的にはコミュニケーションがしっかりされていない事からミスマッチが多く出てきます。
また幅広い興味を持つことで各業界の情報インプットの効率が図れ、取引先が思いつかないようなアイデアを提案出来るというメリットがあると考えます。
③行動力:
潤滑油として、または開拓者として、ずば抜けた行動力や情報力が勝敗を決めると考えております。
取引先が面倒だと思う事を即座にやり遂げる事、その行動の結果生まれた結論や情報、取引先との信頼、あらたなコネクションなどが商売の基盤/資源/財産になると個人的に考えております。
④使命感:
最後に、商社としてのプライドというか、使命感は忘れずに持っておきたいと考え、記載致します。
あくまでも市場の主役は各技術者/メーカーという考えをベースにしておりますが、
「市場の拡大や開拓は商社マンに有り!!」
という使命を持って行動すべきだと考えます。
このような考えをベースに持っていないと、取引先との共感力をベースに考える枠が広がらず、結果として取引先に貢献できるだけのアイデアや提案が出来ないためです。
取引先が気づかない、潜在的な市場、ニーズ、業務改善策、ミスやリスクなどに気付く事が、それら取引先に貢献する非常に重要なファクターであると考えます。
また、このようにリスクを取る、使命を持って細かいことは考えずにストレートに行動できる強みを発揮できる点かと思います。
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以上、ざっと思いつくままに書き出してみました。
就活生としては「TOEICの点数などによる能力」や「サークル/部活/留学/ボランティアなど今までの自分の行動実績」に囚われ、自分をうまく発揮できていないケースが多くあると思います。
これは社会人になっても見られる傾向ですが、気丈に振舞う事、楽観的ではなく今ある環境で出来る事を見出ししっかり潰していくポジティブな精神や行動が非常に重要であると考えております。
前にも記載した通りでどんなところにも神様はいると思います。
微笑んでくれる瞬間を信じて、へこたれずに、継続して行動し続ける精神が結果的に人間性を磨き、何にしろ人生の好循環に導いてくれると考えております。
以上!!
みんなで頑張ろう!!