商社マンとして英語って重要?という事について
なかなか完璧な記事を書こうとすると動けないな。笑い
まずは汚くとも自分の経験や思ったことなど継続して書く事を目指そうと思う。
そして、何か気づいたことがあれば、感覚が変わったりしたら、その都度また書き出し、修正していくことにしよう。
早速だけど本題について整理してみよう。
- 一般論としての英語の重要性について
- 商社マンとしての英語の重要性について
<<英語の重要性について…>>
最初に個人、一般論として英語の重要性の考えを記載したい。
まずは私にとって、「やっぱり英語は重要な要素!!」と考える。
そもそも「英語を使った仕事がしたい!!」、「子供にバイリンガルな環境を与えたい!!」
この二点があったから商社を選びました。(詳しく商社への志望動機を述べようとすれば他のこともあったが、就活時代の漠然とした動機はこれだったかな。)
世界には約70億の人がいて、そのうち約25%の人が英語を話せる。
その人たちと国、文化など様々なバックグラウンドを超えて会話ができる。つまり価値観を共有できる。
自分には無い価値観に触れるからこそ、得られる成長は沢山あると思います。だからこそ、英語が話せることは素晴らしいことだと思ってます。
ましてや先日の日経新聞にも出ていたようにスタートアップ企業の約85%が海外進出を現実的視野にして設立しているという事から、日本人も島国だからとノンビリしていられず、英語が必須になるというか前提レベルになっていくと考えると習得は必須に感じます。
最近ではよく「技術発展により、リアルタイムで通訳してくれる機械越しに会話できればいいじゃん」という意見もありますが、私はその感覚に対し懐疑的です。
会話の中でのトーンの高低、ワードチョイスはその人となりを表していたり、その繊細な感情や考え方、性格などを感じ取る敏感な感覚を大事にしていたいと思うし、その感覚こそが逆に重要視される人間になると思うからです。またそれを失う事の恐ろしさも感じております。
<<商社マンとしての英語の重要性について…>>
さてはて、視点を変えて商社マンとしての英語の重要性について整理してみたいと思います。
結論から申し上げると
「商社マンとして英語習得は必須レベルにあるが、実は商社マンとしての英語の重要度は高くない」
なんだそれ?って感じでしょうが、詳しく記載致します。。
背景としては下記の二点
- 英語よりも、もっと重要な素質/スキルがある
- 現地スタッフが有能すぎる
これは商社マンとして求められるスキル/素質の観点からの考えであり、営業という業種の中では、どの業界も通じるように、やはりもっとベースな部分で人間的な魅力が必要であると感じます。
商社はモノを作らないこと業態がオリジンであり、製造以外の機能を持つことで取引先との仕事が出来ている。
一緒にビジネスを築き上げて、ともに成長/繁盛することが重要です。
そのような観点で言えば、「その人とビジネスがしたいか?」「なぜか一緒にいると楽しくなる!燃える!!そしてなんとかしてでもこの人と目の前の課題を乗り越えたい!!」
そんな人間的な魅力を持った人が商社マンとしては一番重要なのかな?と思ったりします。
そのような理想像からすれば、商社マンとして求められる能力は幅広くあります。
対応業務も広いため、博識である事も求められます。その結果、相対的に見ると、英語能力はあまり高い位置にありません。
それ以外にも重要性が高くない事例をあげるとすれば、現地スタッフが有能すぎる!という事も要因の一つに挙げられます。
現地語はもちろんですが、英語、日本語が話せるトリリンガルはザラにいます。
日本からの出張者をしっかりと対応できる人たちを採用するがために、有能な人が集まる傾向にあります。
そのようなスタッフと一緒に仕事すると、現地での通訳を任せてしまうケースも多く、言語能力での発揮、成長は難しくなります。
上記のような背景から、取引先にもよりますが、日本国内で勤務しているうちは高い英語能力を求められることはない傾向にあります。
色々書きましたが、とは言え、これからは海外駐在員の割合を増やしていく商社が大半なので、駐在は必須=英語習得は必須です。
駐在で苦労しないだけの英語力はまずは身に付けたり、そこで差を付けられる、他言語を学ぶ勢いで自分のモチベーションは保っていたいと思う次第です。
今回はこの辺にしておこう。。。
勉強方法についても整理して書いていきましょう!