好きな本:世界最強の商人 ① (オグ・マンディーノ/角川文庫)
今回私の好きな書籍「世界最強の商人」について記載していきたいと思う。
この書籍のオリジナルはThe Greatest Salesman in the Worldであり、1968年にアメリカで出版されたもの。
オグマンディーノは良く知られている自己啓発の本を多く出版している方で、人生哲学の分野では世界中で最も広く読まれている作家ともいわれるようです。
この本はある伝説の商人が弟子に、セールスマン/営業マンとしての本質的な部分=人間的な魅力を高めるためのエッセンスが書いてある巻物を渡し、その弟子が次なる伝説の商人へと成長していくことを描いている小説です。
その巻物は9つあるのだが、巻物ひとつひとつには重要テーマがあり、そのテーマを基に、豊かな表現で描かれとても刺激的な文面となっています。
個人的にもモチベーション維持のためには非常に有効な書籍であると感じており、私も今年に入って朝の通勤時には読むようにしています。
何よりもセールスマン/営業マンについて考えれば考えるほど、自分を売り込むことが非常に大切で、それに相当する人間力の高さ、人としての魅力が非常に大切なことを感じておりますが、
そのためのエッセンスが理解できる、しっかりとその言葉言葉を噛みしめて吸収していきたい。と思える本になっていると感じます。
今日読んでて大事だな。と思ったことを記載したい。
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巻物 第5巻
私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう
今日の時間を大切にしよう。
今日の時間は決してもどってこないからだ。
時間は今日銀行にあずけて、明日、引き出し使うことができるものではない。
誰が風を捕まえておくことができようか?
今日の一瞬、一瞬を私は両手で受け止め、愛を持って抱きしめよう。
なぜならば、その価値はお金を超越しているからだ。
死にそうな男が彼の持つすべての金をさしだしたとしても、ひと呼吸する時間さえ買う事はできない。
これからの時間にどれだけの値をつけられるだろうか?
それは値のつけられぬほど貴重なものなのだ!
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めちゃくちゃ染みるな。
前後の文面から砕いて読み進めていくともっとすんなり心に入ってくる。
かつての哲学者であるセネカが「生の短さについて」を説いていたことに類似しているが、今まさに、湯水のように蕩尽してしまっている時間は、値の付けられないほどに貴重なものである。そんなことを再認識させてくれる。
SNSばっかりやって、無駄な時間を過ごしてはいけない。
今持っている資源(健康な身体、幸せな環境、家族や職場、取引先の支え)に感謝して、これらを最大限に愛し、生かす事で、自分自身の人生を、そして他人の人生までもを豊かにする事が私たちの使命である。
逆算して、最終的には自分の人生を最大限に生かすことが、まわりの人を幸せにできる。というところから
まずは自分の人生を最大限に生かすためには、今回のように今日という日、今という一瞬をいかに大切にできるか?がポイント。
非常に忘れてはいけない事。
自己啓発本で目標管理設定の仕方、そのノウハウなど小手先のテクニックを学んでもしっくりこなかったことがあって、やはりそのモヤモヤした部分をこの本を通じて学べることが出来る。
この本を読んで非常にスッキリした経緯がある。
みなさんは「今」という時間、「今日」という日を大切に生きていますか?
家族や周りの人が困っていたら全力で助けよう。
明日、その人たち、もしくは自分がいなくなっていることもある。
みんなを抱きしめたくなるほどの愛で包まれる、そんな思いが込み上げてくる。
私自身もまだまだ見習いの身分。
しかしながら、この積み重ねて大きく成長して、困った人を助けられる。
その延長線上で幸せにさせてあげられる。
そんな人間になりたいとつくづく思う。
今日午前中は仕事/勉強のために時間を頂いた。
妻や子供に感謝して、自分の人生を最大限に生かすことを考えて、改めて生活/目標を見直そう。
そして家に帰ったら彼女らを抱きしめよう。
午後は子供の野球コーチに行ってくるが、全力でサポートしてあげよう。
幸せな今日一日を過ごそう。